カフェギャラりー杢&木彫工房SYU

洞爺湖町にあるカフェギャラりー杢&木彫工房SYUのブログです。

秋から冬

そろそろブログを書かねばと思っているうちに日が経って、とうとう今朝雪が降ってしまった。
帰道して10日余り、やっとマイペースになってきたのだが、これまで良い天気が続き暖かく、秋の北海道を貪り食っていた。尻別の川で潜り、室蘭でサッカーの納会試合をし、畑で黒豆の収穫、脱穀、巨大ひまわりの種を採り、夕張紅葉山で紅葉狩りをし、鵡川でシシャモのすしを食い、近くの山で山葡萄を採り、内緒の川で山女を釣って納竿。この間薪割が入る。
夕張では姑息なネズミ捕りに引っかかり30年ぶりに警察の忘年会に寄付をすると言う余計なおまけまでついた。

忘れないうちに百歳過ぎのオオサンショウウオとの面会のことを書いておこう。

茨城県、久慈川のほとりに在った保育園と間違えそうな小さな水族館、そこに居たのです、115センチのサンショウウオ、105センチと90センチの仲間と!
館長(と思われるが一人しか居なく飼育員から掃除人から事務員まですべてやっている様)に北海道から観に来たとサンショウウオの木彫りを印刷した名刺を渡すと、喜んでいろいろ話してくれた。出生地を聞くのを忘れたが、ここのサンショウウオは近くの施設で飼っていたものを譲り受け飼っているそうで、前の施設で館長が50年前小学生のときに50センチだったこの個体に会っているので、きっと100歳は超えている筈と言う。
昼は余り動かないのだが、夜になるとうるさいぐらいにどたどたと動き回っていると言う。
餌を食べるところを見たいというと餌を入れてくれた。今食べたのを見たか?と言われたが丁度よそ見をしていて見れなかった。小さな金魚が5,6匹何事も無かった様に泳いでいるだけ。
目は本当に小さく、探してもなかなか見つからぬ程、一般に目があまり見えないと言われている。しかし館長は目はものすごく良いと言う。ピンホールカメラのように見えているのだと。確かに骨格では眼孔が大きく眼球も大きいはずだ。実際全くの闇の中でも餌を捕るとのことだ。また、動物が好きな人と嫌いな人が分かるとも言う。嫌いな人が来ると向こうを向いてしまい顔を見せない、好きな人には愛想を振りまく。昔餌をあげたことがあるという人が来たら、喜んでお腹を見せてぐるぐる回ったと、だんだん眉唾になってくる。
だが、俺も気に入られたものか、あくびをするところを見せてくれたり、しばらく見ているうちにとうとう金魚を食べるところを見せてくれた。
これが不思議な情景だった。それまで鼻の先に金魚が泳ぎ、実に平和な関係だったのだがサンショウウオが動き出した途端、殺気を感じたように一匹の金魚が痙攣しながら水面に逃げようとした。それを水槽の隅に追いつめ大きな口でぱくりと水ごと吸い込んだのだ。他の金魚はそれまでと変わらずぼんやりと泳いでいた。
自然の関係というのはまだまだ分からぬことばかりだ。

これから冬に向かってまっしぐら、そろそろ覚悟をしないといけない。

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SYU
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