カフェギャラりー杢&木彫工房SYU

洞爺湖町にあるカフェギャラりー杢&木彫工房SYUのブログです。

チャロの成長

雪がすっかり解けて草が出てくるとチャロも離乳期に入りミルクから草を食べるようになってきた。体もしっかりしてきてすっかり子羊の体になってきた。雪よりも白いふわふわの毛に包まれ、足が長く丸い顔でくりっとした目、長いまつげ、ぺろぺろと舌を出す口。この頃の可愛さはどんなペットもかなわないだろう。
ミルクをやり続けた俺を親と思っているのか、どこに行くにもベーベー言いながらちょろちょろついて来る。その頃住んでいた家は昔の農家を改造した家で、隣にあった納屋を仕事場にしていた。この頃だったろうか、俺が仕事場に行くとついて来て中に入ると何時間も出て来るまで納屋の戸の前に座って待っていた。
はじめは家の周りに放し飼いにし雑草を食べさせていたが、花壇のバラの芽を食べつくし、出て来た花の芽を食べ、ちょっと目を放した隙に隣の家のチューリップのやっと出てきた蕾をすべて食べ、花の無いチューリップの無残な姿が並んでいるに至って、家と納屋の間に柵を作ってその中で飼う事にした。そこには小さな菜園があったのだが、野菜の苗は一番の好物であった。この頃チャロは草を食べているか、前足を正座のように折りたたみ座り込んで口をもごもご動かして反芻しているか、目を閉じうつらうつらしているかなのだが不思議とそれを見ていていつまでも飽きないのだ。癒し系の権化である。時々遊んでやると喜んで頭をごつごつぶつけてきた。
近くの保育園の保母さんがどこで聞きつけたものか園児を連れて見学に来たのもこの頃である。
夏になり雑草の成長とともに体もどんどん大きくなり、柵の中の草だけでは間に合わなくなってきた。家の周りの草刈はチャロの仕事になり繋いでおくと丸く綺麗に刈り込む。石垣の間の草からコンクリートの割れ目の草まで実に綺麗に食べていたが、毒があるのかすずらんと水仙だけは食べずに残していた。本能はすごいと思っていたら、一度すずらんを食べて吐いていたのを見たと妻が言う。辛い思いもしていたんだなあ。
近くの人が草刈に借りたいと言うので何度か貸し出したことも有った。
秋になると草も足りなくなり、豆畑で脱穀した豆殻を車一杯貰ってきたが、これは本当に喜んで食べていた。米農家から敷き藁を貰ってきたり、農協で干草を仕入れたりといろいろ教わりながら冬の準備をしたが、その頃には未熟児で生まれたチャロももう40キロ近くになり立派なウールマークのついた毛皮を羽織っていた。

続く           拍手が在れば・・・・          

SYU
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