カフェギャラりー杢&木彫工房SYU

洞爺湖町にあるカフェギャラりー杢&木彫工房SYUのブログです。

古い小さな水族館

室蘭に古くからやっている水族館がある。俺が北海道に来た時から在ったから、少なくとも40年以上は経っている筈だ。

先日、里帰りをしていた娘と二歳になったばかりの孫を連れて遊びに行った。

実は数週間前にサッカーの試合の後、何十年振りかで行っていたのだ。
そのときはオオサンショウウオが居るというので、じっくり観察しに行ったのだった。
まあ本物は俺の木彫りに良く似ていた。(笑)

昔とほとんど変わらず寂れた水族館ではあるが、そこに流れる時間がのんびりとしてとても心地良く、遊具も有り、孫が来たら連れて来ようと思っていたのだ。
入館料は300円、シーズン券がなんと1000円!もう少しうちから近くなら、散歩がてらにしょっちゅう遊びに行くのだがなあ。

古い小さな館内は近場に居る魚中心の水槽が主だが、餌をやるところが見られたり、そのおばさんの話を聞いたりでローカルなりの面白さがあった。
外には昔ながらのアナログ遊具があり、園内を二周する汽車、懐かしいメリーゴーランド、本当に小さな観覧車、昔デパートの屋上にあった前後に動く自動車や飛行機に孫と乗って遊んだ。
平日なので多く見積もっても30人位しか居ない観客の中、ペンギンの障害物を乗り越えながらのパレードがあり、訓練ついでにアシカのショーを見せてくれたり、餌をやらせてくれたり、一生懸命やっている飼育員との会話もあり、なんかほっとする時間を皆で楽しく過ごし、気が付くと閉館時間。

近代的な大規模施設の水族館ももちろん面白くて良いのだが、そんなところと対極にある、こんな小さな、予算も少なく、職員の努力と工夫で頑張っている施設も在り続けて欲しい。近場に居る方は子連れであろうと無かろうと是非一度訪ねてみてください。

昔何度も連れて来たんだと言っても、覚えが無いと言っていた娘だが、来た頃はまだ埋め立てをしていなく、海がすぐ前に在ったと話すと、どうやら思い出したようだった。

ふと周りを見ると、立派な道路、聳え立つ白鳥大橋、コンクリートの建築物、ヨットハーバー、洒落た住宅が立ち並び、この一画だけが時代からすっぽりと取り残されたように静かに佇んで見えた。
だが、また同時に、たくさんの子供たちの笑い声や親たちの思い出がぎっしりと重く詰まっているようにも思えた。

SYU

後記
実はこの水族館、昭和28年北海道初の水族館として開園した由緒あるものでした。大変失礼致しました!


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