カフェギャラりー杢&木彫工房SYU

洞爺湖町にあるカフェギャラりー杢&木彫工房SYUのブログです。

雪の上の散歩

雪上散歩
最高の遊び道具を手に入れた。36年前の革靴と21年前のスキーである。実は自衛隊の払い下げ、処分するところを知人から頂いたのだ。板の裏側は大きなウロコ、後ろに滑らないようになっており、高年齢の方は知っているだろうが、カンダハの金具が着いている。靴を前の金具に差込み皮の紐が着いた金具で踵で留める。もちろん安全装置など無い。しかしこれが実に使い勝手がいい。ほとんど重さを感じずに、シールを付けなくても多少の坂は登れて、下りはまあまあ滑れるのだ。

晴れ間を見つけてジョギング代わりに裏の豆畑や牧草地を歩き回ったり、林の中を散策しているのだが、雪の無い季節には行けないところに行け、見たことの無い景色を見たり、実に楽しい。
雪原にもいろいろな発見がある。前足と後ろ足が独特のウサギの足跡、まっすぐに点々と付いた狐の足跡、少し大きな蝦夷鹿の足跡、太い尻尾の跡がついているのは狸であろうか?どの足跡も急な斜面ではきちんとジグを切っているのが何故か可笑しい。小さな足跡が続いていて野鼠の足跡だろうと見ていくと、突然途切れている。よく見ると小さなくぼみに覆いかぶさるように広がった翼の跡、梟だろうか鷹だろうか、小さな命の終点であった。

先日は雪も良かったので、柔らかい靴でエッジも立たないのだがテレマークに挑戦してみた。おっかなびっくりではあったがどうにか曲がる、いや結構曲がる。四五ターンしか出来ない斜面を子供の様に何度も登り帰して遊んでいた。何か忘れていたスキーの原点を思い出した気がする。

今年、ここ虻田でも雪が多く雪解けはいつもより遅くなるだろうが、三月の声を聞くとそこここに土が見え出し春の息吹を感じることであろう。この時期、雪が消えることの寂しさと春を待つ気持ちとのせめぎ合いであるが、この遊び道具を手にしたことで、もうしばらく雪の季節でいて欲しいと思うところである。

SYU
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コメント


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文章だけ読むと、なんとも ソー クール!なおじさんのですなぁ。

yamakado | URL | 2012-02-22(Wed)20:42 [編集]